元ブラジル代表MFカカ、W杯で不振のメッシに言及 「彼は周りの選手を高めるが…」
2試合無得点と沈黙、アルゼンチン代表もグループリーグ敗退危機
2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)準優勝のアルゼンチンは、ロシア大会では2試合を終えて勝ち点1しか獲得できておらず、グループリーグ敗退危機に晒されている。元ブラジル代表MFカカは、同国の主将FWリオネル・メッシの苦悩について米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のインタビューで語った。
初戦で初出場のアイスランドに1-1で引き分け、第2戦ではクロアチアに0-3で完敗したアルゼンチン。チームの中心に君臨するのがバルセロナのメッシだが、アイスランド戦ではPKを失敗するなどいまだ無得点で、不振に喘いでいる。
ブラジル代表として何度もアルゼンチンと対戦し、メッシのこともよく知るカカは「メッシはアルゼンチンで難しい時期を過ごしている」と分析する。「このことはサッカーにおいてグループの重要性を示している」と語り、メッシ一人に頼ったサッカーでは勝てないと厳しい視線を送った。
「彼(メッシ)は彼の周りにいる選手を高める選手だが、それが上手く機能しないと彼自身も苦しみ始めるんだ」
page1 page2