世界に魅せた日本の組織力 完璧オフサイドトラップに「どれほど練習したのか」と感嘆
西野ジャパンの一糸乱れぬプレーに脚光
サムライブルーの組織力が、脚光を浴びている――。日本は、現地時間の24日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でセネガルと対戦して2-2で引き分けた。2大会ぶり3度目の16強進出へ貴重な勝ち点1を積み上げたが、世界はこの一戦で日本が仕掛けたオフサイドトラップに注目。英メディア「GIVE ME SPORT」は、「日本の守備陣がセネガルに対してクレバーなセットプレー戦術を完璧に遂行した」と絶賛した。
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西野ジャパンの一糸乱れぬ、統率されたワンプレーが注目を浴びている。前半44分、日本は自陣でFKを与えてしまう。セネガルがボールを放り込んだ瞬間、日本守備陣は一斉に前へ出た。相手攻撃陣を全員置き去りにする見事なオフサイドトラップを披露した。
「セネガルに危険な領域でのFKを与えたが、日本は、これまで見たなかでも最高なものとなるオフサイドトラップを仕掛けた。6人の相手選手を一網打尽にした上に、2選手が万が一のミスに備えて後方に走り出す万全さまで見せた。日本がトレーニングでどれほどこれを練習してきたか、それだけは想像できる。絶対的完璧さを実現してみせた」
また、英メディア「JOE.co.uk」や、米紙「ニューヨーク・タイムズ」など、世界各国のメディアが日本の仕掛けたオフサイドトラップの精度の高さを称賛。全員の息を合わせなければならないリスクを伴う戦術だが、組織力の高い日本だからこそ、その完璧さが際立ったのかもしれない。
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