日本とセネガルサポーターの“キレイな共演” 試合後のゴミ拾いに世界中から称賛の声

日本とセネガルサポーターの“キレイな共演”に称賛の声が寄せられている【写真:Getty Images】
日本とセネガルサポーターの“キレイな共演”に称賛の声が寄せられている【写真:Getty Images】

熱戦の後片付け

 日本代表は現地時間24日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でセネガルと対戦し、2-2で引き分け貴重な勝ち点1をもぎ取った。サムライブルーは、アフリカの強豪相手に二度のリードを許しながらも、追いつく粘り強さを見せた一方で、日本サポーターの美徳はさらなる称賛を集めている。

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 興奮冷めやらぬエカテリンブルク・アレーナでの試合後、先ほどまで渾身の声援を送った日本のサポーターは、ゴミ袋を取り出してスタンドの清掃を始めた。

 このスタジアムのゴミ拾いは、初出場となった1998年のフランスW杯から続けられ、コロンビアとの初戦でも世界から称賛を集めた。そして、同じく初戦のポーランド戦でゴミ拾いを行っていた、セネガルのサポーターの姿も観客席にはあった。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」はツイッターでセネガルのFWサディオ・マネと、日本のMF香川真司がピッチ上で固く握手するなか、両軍の選手がゴミを片付けるイラストを公開した。

「いい試合だったね。それじゃあ、後片付けをしようか」というメッセージとともに――。

 美しいマナーで確固たる評価を手にしている日本のサポーターと、セネガルのサポーターによる、まさに“キレイな共演”となった。

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