乾の“セクシー弾”が世界魅了 新天地ベティスの地元紙が称賛「誰よりも目立っていた」
30歳にして立ったW杯で初ゴールをマーク
日本代表MF乾貴士が、30歳で迎えた初の大舞台で大仕事をやってのけた。現地時間24日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のセネガル戦(2-2)で、1得点1アシストをマーク。貴重な勝ち点1獲得に貢献すると、来季から加入するスペイン1部ベティスの地元メディアが、こぞって活躍を報じた。
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スペインメディア「セビージャ・インフォ」は、「ベティコ・イヌイが1得点1アシストと、クロスバーへのシュートをセネガル戦で見せた。日本はアフリカのチーム相手に価値ある引き分けをつかんだ」という見出しで日本対セネガル戦を取り上げた。
乾のプレーについては、「前半34分に試合を1-1の振り出しに戻すW杯初ゴールを決めると、セネガルが再びリードを奪った後にはクロスバーに当たる惜しいシュートも放った。そしてホンダに素晴らしいパスを送り、決勝トーナメント進出に一歩近づく、2-2の同点となるゴールを演出した」と紹介した。
また、「左サイドを主戦場とする右利きのイヌイは、システムの中で完璧に役割を果たすことができる選手」と絶賛。「チーム加入前にW杯で活躍したことは、クラブのマーケティング部門にとっても大きなプラスになっている」と、大舞台での活躍が選手としての価値を高めたと強調している。
28日のグループリーグ最終戦ポーランド戦の結果次第で、勝ち点、得失点差、総得点も並んだ場合、反則ポイントがより少ないチームが決勝トーナメント進出を果たす。記事では、「セネガルよりもイエローカードが少なかったことは、(勝ち点、得失点差、総得点)全てで並んだ場合、有利になる」と、反則ポイントでセネガルを上回ったことがグループリーグ突破の利点となるとも指摘した。