今回はビールではなくコーヒー片手? 日本代表の試合を見るなら時差に注意
もしあなたが熱心なサッカーファンでなかったとしても、「日本代表の試合はテレビで観る」という方はかなりいると思う。今回のワールドカップは全試合が地上波生中継されるため、特別な準備はいらない。テレビの前に、時間通りに陣取るだけでいい。
ただ、忘れてはならないのは時差。何となく、普段の欧州サッカーを見る感覚で『一杯やりながら』などと考えているようなら、試合前に待ちきれず酔いつぶれてしまうかもしれない。
過去日本が参加したワールドカップは4大会あるが、2002年の地元開催を除くと、6月のフランス、ドイツ、南アフリカと日本の時差は全て7時間。勿論、細かい違いはあるにせよ、ブンデスリーガやセリエAがやっている時間を想定しておけば、大きな違いはなかった。
だが、今回大会が開かれるのは南米ブラジル。“欧州サッカータイム”とかなり違う。各試合の開始時間は、日本時間で午前1時、4時、5時、7時と、深夜から早朝にかけて行われる(日本の初戦コートジボワール戦のみ午前10時キックオフ)。ビールよりもコーヒー片手に、という方が多いのではないだろうか。まず、この時間帯を頭に入れておく事が重要だ。
また、いつものリーグ戦は週末開催が基本だが、ワールドカップは平日にも多くの試合が行われる。日本も3試合中2試合は平日の早朝となる。その2試合の試合当日も、普通に仕事や学校があるという人が大多数だろう。とはいえ、4年に一度の祭典を、史上最強と言われる日本代表の試合を見逃すわけにはいかない。一次リーグ3試合の試合時間と、試合の見所を紹介していきたい。