日本サッカー協会会長が再確認した“ジャパンズ・ウェイ”の正しさ 「世界と渡り合えた」
西野ジャパンを大絶賛
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、ロシアの地で見せる日本の躍進によって協会が掲げる“ジャパンズ・ウェイ”に自信を深めたようだ。現地時間24日に行われたセネガルとのロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦を2-2で終えた直後、田嶋会長は「こういう戦い方をすれば、日本の体格でも世界と渡り合える」と感慨深げに語った。
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同会長は、本大会まで2カ月に迫った4月のタイミングで、「コミュニケーション不足」を理由に、前任のバヒド・ハリルホジッチ監督を解任。西野朗監督就任の際には、「日本らしいサッカーを目指したい」と言及していた。そして、身体能力に優れるセネガルを相手に、対等以上に渡り合った試合を観戦し、その思いを強めたという。
「後半、日本らしいサッカーをセネガル相手にやってくれた。一発、一発の強さは(相手に)発揮された。その後に全く動揺することなく追いついて、(勝利を)狙いに行っているのが分かってうれしかった。3チームのなかで、セネガルが一番やりにくいと思っていた。(サディオ・)マネだけでなくスピードがあって、一回り、二回りも大きい選手。それに動じずに戦えた。あらためてこういう戦い方をすれば、日本の体格でも世界と渡り合えると示してくれたと思っている」
縦に速い攻撃が強調された前体制から現体制に移行し、中盤でテクニックを発揮する場面も増えた。それこそが、世界の大舞台で日本が戦うための日本の武器と再確認したようだ。
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