本田投入で同点弾、西野監督は何を指示? 当事者二人が語る“神采配”の舞台裏

西野監督、交代カードについて「自分の中ではベストな切り方」

 もっともこの西野采配がズバリと的中し、ポジション変更から3分後に本田の同点弾が生まれたのだ。「圭佑に関してはセンターからワイドに移した。そういうなかでの対応もしっかり出してくれて、ああいう形」と指揮官は振り返った。

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 後半42分にはMF宇佐美貴史をピッチに送り込んでいるが、「三人ともオフェンシブな選手なのは間違いない。あとはタイミングの問題で、自分の中ではベストな切り方」と西野監督は口にしている。「ピッチにオフェンシブなメッセージを送り続けたいというなかで三人を選んだ」と説明しており、攻撃を活性化するための最初の一手が本田だった。

 本田とともに岡崎も同点弾に絡むなど、交代の2選手が期待に応える働きを披露。西野監督の名采配から、勝ち点1をもたらす貴重な同点ゴールが生まれた。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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