本田投入で同点弾、西野監督は何を指示? 当事者二人が語る“神采配”の舞台裏
セネガル戦1-2と日本劣勢で迎えた後半27分に本田投入、その6分後に生まれた同点弾
日本代表は現地時間24日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦セネガル戦で2-2と引き分けた。後半27分から出場し、同点弾を叩き込んだMF本田圭佑は試合後に西野朗監督からの指示を明かしている。果たして“神采配”の舞台裏とは――。
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セネガル戦で日本は二度リードを許す苦しい戦いを強いられた。1-2とリードされた直後の後半27分、MF香川真司に代わって本田がピッチに送り出されると、その6分後の同33分に結果を残す。FW大迫勇也がクロスをゴール前に送り、中央に走り込んだFW岡崎慎司が相手GKともつれながら中央で潰れる。こぼれ球を拾ったMF乾貴士が折り返すと、再び岡崎が中央でGKと交錯し、流れたボールを本田が左足で蹴り込んだ。
指揮官は「人も変え、ポジションも変え、変化がないと崩れないと思っていた。圭佑が良く決めてくれた」と同点弾の本田を称えている。投入からわずか6分後にゴールを奪った背番号4だが、西野監督からどんな指示を受けていたのか。
交代カード3枚のうち、最初に切られたのが本田だった。トップ下の位置に入ると、「前のほうにいろと。サコ(大迫)の近くでプレーしろ」という指示を西野監督から受けていたという。しかしわずか3分後の後半30分、MF原口元気に代わってFW岡崎慎司が投入されると、岡崎がトップ下に入り、本田は右サイドハーフへと回っている。
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