オフに開催した卓球大会で発案者の本田は2回戦敗退 カットマン・森重に敗れた西川は「けっこうハイレベルな戦いだった」

 曇り空で肌寒かった前日から一転し、青空とともに暑さの戻ってきた11日のイトゥ合宿で部分公開練習を終えたGK西川周作(浦和)がオフだった前日にチームの絆を高めるイベントを行ったことを明らかにした。

「(前日のオフは?)DVDを見たり。卓球大会をやったりしました。卓球は夕食後に選手全員でトーナメントでやりました」と貴重なオフに行われたイベントについて、西川は語った。

 企画者は「背番号4」だった。「前から『やろう』と言っていて。企画者は? 圭佑ですね。『みんなで卓球大会しよう』って。でも2回戦で圭佑も負けてましたね。そんなに自信はなかったみたいですけど、絶対に勝ちたいっていう気持ちは出てました。相当盛り上がりました」

 負けず嫌いで闘志むき出しのプレースタイルは本職のサッカーと変わりなかったようだが、残念ながら早々と敗退してしまったという。優勝者は香川真司(マンチェスターU)。決勝の相手は大久保嘉人(川崎)で図らずもセレッソ大阪OB対決だった。

 一方、西川自身は本田同様に2回戦負け。「森重はカットマンで……。けっこうハイレベルな戦いだった」。ザンビア戦で華麗なターンで本田のゴールをアシストしたFC東京のストッパーの変則的なスタイルを笑顔で打ち明けていた。

「これからW杯が始まればタイトなんで。ピリピリする前にコミュニケーションを取れたのは良かった」と西川は語った。決勝トーナメントでの躍進を目指すザックジャパンは14日(日本時間15日午前10時開始)のコートジボワール戦勝利に向けて、充実のオフを過ごした。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
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