日本の16強進出に追い風 コロンビアが3発快勝、最終戦激突のポーランドは敗退決定
前半40分にY・ミナがゴールを奪ってコロンビアが先制
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループH第2戦のポーランド対コロンビアが現地時間24日に行われ、負ければ敗退が決まるという大一番はコロンビアが3-0と勝利して最終戦に望みをつなげた。
直前に行われた日本対セネガルの試合結果を受け、互いに負ければ敗退が決まるなかで欧州と南米の両雄が激突した。ポーランドは主将でエースのFWロベルト・レバンドフスキを初戦に続き最前線に起用。さらに初戦でゴールを奪ったグジェゴシュ・クリホビアクが先発に名を連ねた。一方、コロンビアは日本戦でベンチスタートだったMFハメス・ロドリゲスを先発起用。FWラダメル・ファルカオやFWファン・キンテーロがスタートからピッチに立った。
立ち上がりからボールを握ったのはコロンビアだ。前から圧力をかけて中盤でボールを奪取すると、両ワイドを効果的に利用して攻撃を構築。そこにハメスやファルカオを絡ませてゴールに近づいていく。前半23分には右サイドを崩し、キンテーロのパスにDFサンティアゴ・アリアスが抜け出したが、クロスは中央と合わなかった。
試合を優位に進めたコロンビアだが、前半32分にアクシデントが襲う。中盤で献身的なプレーを見せていたMFアベル・アギラールが負傷。前半の内にMFマテウス・ウリベとの交代を余儀なくされてしまった。
それでも前半35分にFWフアン・クアドラードがミドルシュートを放つなど、コロンビアが優勢に試合を進めると、同40分に右サイドのCKから最後はハメスのクロスにDFジェリー・ミナが合わせてゴールイン。コロンビアがリードを奪って後半へと折り返すこととなった。
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