W杯3大会連続弾で“持っている”本田圭佑、サッカー人生で初めて「サブに対して前向き」

「一発目で決めないと、という緊張感のなかで準備をしている」

 W杯の厳しさをよく知る男は3大会連続ゴールにも浮き足立たず、冷静沈着に自身とチームの状況を捉えている。その一方で、ロシアW杯では19日の初戦コロンビア戦から2試合連続途中出場とスーパーサブとしての起用が続く。コロンビア戦でも後半25分に香川に代わってピッチに入り、わずかその3分後に左CKから大迫のへディング弾を演出。決勝アシストで南米の強豪撃破に大きく貢献した。

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 W杯初戦のコロンビア戦は後半25分、続くセネガル戦は後半27分から出場。2試合連続途中出場で1ゴール・1アシストと出色のパフォーマンスを発揮している4番は、“サブ”に対する見方が変わったと吐露している。

 先発出場時と大きく異なる点について、本田は「準備の仕方は明らかに違った」と語る。出場の機会が巡ってくるかどうかも不透明な状況のなかで100%の準備をし続け、「一発目で決めないと、という緊張感のなかで準備をしているつもり」と明かす。

 決してサブに満足しているわけではない。だが、サブという現在の立場を本田は受け入れ、前向きに捉えているという。

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