W杯3大会連続弾で“持っている”本田圭佑、サッカー人生で初めて「サブに対して前向き」
後半27分から出場して値千金の同点弾「嬉しく思っている」
日本代表は現地時間24日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループステージ第2戦セネガル戦で2-2と引き分け、後半27分から出場して同点弾を叩き込んだMF本田圭佑は「嬉しく思っている」と喜びつつ、「これだけサブに対して前向きに考えられたサッカー人生はなかった」と振り返っている。
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本田は1-2と逆転された直後の後半27分、MF香川真司に代わってピッチに送り出された。するとその6分後の同33分、“持っている男”が輝きを放つ。FW大迫勇也がクロスをゴール前に送ると、中央に走り込んだFW岡崎慎司が相手GKともつれながら中央で潰れる。こぼれ球を拾ったMF乾貴士が折り返すと、再び岡崎が中央でGKと交錯し、流れたボールを本田が左足で蹴り込んだ。試合はそのまま2-2ドローで終えている。
2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会に続き、3大会連続の歴史的ゴールだった。試合後、本田は「こういう流れで出て、結果を出せたということは嬉しく思っている」と率直な心境を口にしている。もっとも「チームとして欲を言えば、1-1のまま僕が出て、勝ち点3を取りに行けたらという欲はあります」と反省材料も挙げた。
「それができなかったというところで、最終戦までもつれるわけで、予定とは変わりますけれど、もちろんこれがW杯でもある」