日本が乾&本田のゴールで二度追いつき、セネガルと2-2ドロー 16強進出を懸け最終戦へ
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勝ち点を「4」に伸ばしポーランド戦へ
後半に入って主導権を握った日本の決定機は同15分、相手のボールを敵陣でカットしたところから原口が右サイドに展開。MF柴崎岳がゴール前にラストパスを送り、大迫がフリーで走り込んだ。完全にゴールを予感させるシーンだったが、大迫はまさかの空振りで合わせられず。さらに同19分には、大迫のラストパスから乾が右足でシュートを放ったが、ボールはクロスバーを直撃。日本は立て続けにビッグチャンスを逸した。
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得点機を逃した日本は逆に同26分、セネガルが左サイドで細かくつないだところからサバリが折り返したボールが逆サイドに流れたところ、上がってきたDFムサ・ワグエに蹴り込まれて痛恨の失点を喫した。その直後、西野監督はMF香川真司に代えて本田を投入。さらに、ラスト15分で原口に代えてFW岡崎慎司をピッチに送り込んだ。
すると、その二人が大仕事を果たす。同33分、右サイドから大迫が入れたクロスに岡崎が飛び込んで、相手GKを含めてゴール前が大混戦に。ボールがファーサイドに流れると、乾が中央に戻したボールを本田が丁寧に蹴り込んだ。これで本田はW杯3大会連続ゴールで、アフリカ勢との対戦3試合で全て得点という記録を残した。
起死回生の一撃で同点に追いついた日本は、このまま2-2の引き分けで試合を終えた。2戦を終えて日本とセネガルがともに勝ち点を「4」に伸ばし、日本は最終戦のポーランド戦に勝利すれば他会場の結果に関係なく自力での決勝トーナメント進出が決まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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