韓国の英雄アン・ジョンファン、母国のW杯敗退危機にショック 「私も泣きたかった」

「実力で負けたのはどうにもならない」
記事では、試合後のミックスゾーンに姿を現した選手たちを「戦場に行ってきた軍人のようだった」と表現している。初戦で右太もも裏を痛めたDFパク・チュホはGKキム・スンギュの肩をつかみながら足を引きずってやっとのことで歩き、メキシコ戦でふくらはぎを負傷した主将のMFキ・ソンヨンは下を向いたまま松葉杖をついて会場を後にしたという。
メキシコ戦の総評を問われたアン・ジョンファン氏は、“結果が全て”だと説いた。
「実力で負けたのはどうにもならない。審判のせいにしたくない。重要なのは選手たちが勝とうとしたことだ。(決勝トーナメント進出の)可能性は薄いが、希望は持たなければならない。一人で行くには遠い。一緒に行けば近い」
韓国メディアでは厳しい論調が相次ぐなか、アン・ジョンファン氏は最後まで後輩たちの心に寄り添うコメントをしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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