日本代表関連のW杯直前オッズを全公開! チームのトップスコアラーは誰?

日本は18番人気から16番人気へと上昇

 

 けれども、この4か国はまだまだ僅差の上、5番人気のベルギーは17倍で、オッズ上飛び抜けた4強を形成していることは、半年前とそれほど変わっていない。

 ブラジル、アルゼンチンが1、2番人気と続いたのは、やはりホスト国有利の実績、そして南アメリカ開催で欧州国の優勝経験がないことが影響している。

 しかし、この4強以後、多少倍率に変動があった。中でも大きく落ちたといっていいのがコロンビアだ。ご存知の通り、日本と同組の強豪だ。11月には17倍でベルギーと5番人気で並んでいたが、W杯開幕前日では29倍で10番人気まで下がった。これは、ファルカオ離脱の影響だろう。絶対的なエースの欠場で、戦力が大幅にダウンしたという見方である。

 またイタリアも少し下がった。2006年の優勝国も、ウルグアイ、イングランドとの同組となったことで、21倍から26倍にダウン。オランダも17倍から26倍に下がった。

 大きく上がったのは、クリスチアーノ・ロナウドの出場が濃厚になったポルトガル。12番人気の34倍から5番人気17倍へと上昇した。

 気になる日本は151倍。倍率的には11月と同じ評価だが、18番人気でエクアドル、コートジボアールの2か国と並んでいたのが、101倍だったクロアチアとボスニアが同じ倍率まで下がり、これに201倍だったメキシコが倍率を上げて加わった6代表で16番人気の一角を形成している。

 前回のオッズでは、すでに17か国が上にいる状態で、ぎりぎりでグループ戦敗退という評価だったが、今回は”16強最後の椅子を他の5カ国と争う”というものになっている。

 あくまでブックメーカーのオッズという目安だが、ベスト16進出に現実性が生まれたという形で、これは朗報だ。

 このベスト16争いに加わったという位置から、オッズには表れない、前回の南アフリカW杯からの進歩分をどれだけ上乗せできるか、それが今回の日本代表の活躍を決めるだろう。

 

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