セネガル戦で鍵を握る「日本のキーマン」は? コロンビア戦の攻守データから分析
攻撃チャレンジで際立つ数値を残した乾と大迫
その柴崎はペナルティーエリアへのパスでも最多10回をマーク。2位タイがMF乾貴士と酒井宏の4回と、柴崎が突出していたのが分かる。柴崎は攻撃のスイッチを入れつつ、最終局面でも決定的なパスを通しており、今のチームに不可欠な存在と言えるだろう。
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また「攻撃チャレンジ」では他の2選手が際立つ数値を残した。攻撃チャレンジとは、1対1の競り合いやマイボールにするためのルーズボールの奪い合い、空中戦、地上戦、ドリブル、タックルなどが含まれる。言い換えれば、攻撃面で積極的にデュエル(決闘)を挑んだ選手だ。
最多は乾の15回、2位が大迫の14回。3位が後半25分から出場した本田の8回で、乾と大迫が頭一つ抜けている。
左サイドハーフで出場した乾は積極果敢な仕掛けを見せたが、本人も「チームに迷惑をかけた」と振り返る通り、成功数は4回と少なかった。一方の大迫は14回中10回に成功しており、前線の起点として機能。この二人がどれだけ積極的な姿勢を見せ、数多くの成功を収められるかで、日本の攻撃のリズムも変わってきそうだ。