セネガル戦で鍵を握る「日本のキーマン」は? コロンビア戦の攻守データから分析
データ分析会社「InStat」のデータを基に分析、攻撃のスイッチ役を担った柴崎
日本代表は24日、エカテリンブルク・アレーナでロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のセネガル戦に臨む。日本が勝利し、他会場のコロンビアがポーランドに引き分け以上で日本のグループリーグ突破が決まる一戦のなかで、日本の“キーマン”は誰なのか。データ分析会社「InStat」による初戦コロンビア戦のデータを基に分析する。
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19日の第1戦コロンビア戦では、開始3分に相手MFカルロス・サンチェスがハンドの判定で一発退場となり、そのプレーで得たPKをMF香川真司が決めて先制。前半39分、相手に低弾道FKを叩き込まれて1-1に追いつかれるも、後半28分にMF本田圭佑の左CKからFW大迫勇也が決勝のヘディング弾を決め、日本が2-1と勝利を収めている。
「InStat」社は日本対コロンビア戦のデータを集計し、その客観的数値から日本の攻守のキーマンが浮かんできた。攻撃面で注目は「アタッキングパス」「ペナルティーエリアへのパス」「攻撃チャレンジ」だ。
アタッキングパスとは「攻撃するためにより良いポジションを取っている味方へのパス」を指す。言い換えれば、攻撃のスイッチを入れるパスであり、攻撃の起点だ。この項目で最多をマークしたのが47回のMF柴崎岳だ。MF長谷部誠と2ボランチを組み、組み立てから仕掛けの局面まで幅広く絡んだ。開始3分に数的優位となった影響もあり、2位がDF吉田麻也(42回)、3位DF酒井宏樹(39回)とDF陣も多くなっている。