悲劇的敗戦のスウェーデン監督、ドイツ選手の態度と判定に怒り 「彼らは我々の顔に…」
前半のチャンスで倒されてもノーファウルの判定
これについて、ドイツのヨアヒム・レーブ監督は「試合後は喜びが爆発していて、もみくちゃだった。何かそういうジェスチャーがあったのかは見ていない」と語っている。
アンデション監督は、さらに主審の判定にも不満があったとしている。前半にドイツのDFアントニオ・リュディガーのミスを突いたカウンターからFWマルクス・ベリがゴール前まで攻め込んだ場面でボアテングが背後からスライディングタックルを仕掛けてベリの足を引っ掛けた。ベリはペナルティーエリア内で倒れたが、主審はVARを使うまでもなくノーファウルと判定した。
「私は見ていないが、私のチームの人間は明らかなPKだと言っている。VARシステムがあるというのに、主審が見ることもしないというのは残念だった。今は様々な感情が渦巻いているが、この試合は今までのなかでも最も残念だ」
勝利していれば、ドイツを蹴落とし決勝トーナメント進出を確定させていたスウェーデン。しかし、結果的には勝ち点1を得ることもできずに敗戦。最終戦で2連勝のメキシコとの対戦を残すだけに、一転して崖っぷちに追い込まれている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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