ザッケローニ監督の母国イタリア紙が日本代表を特集 ピンポンでリラックスと報道

 記事の書き出しは、日本代表のキャンプ地イトゥの喧噪とはかけ離れた、落ち着いた雰囲気を描写したものだった。

「ここはミラネッロ(ACミランの練習場)にいるようだが、サンパウロの大都市から100キロ離れたところ。アルベルト•ザッケローニは、そこでW杯開幕の祝祭を遮断し、日本のデビューを待っている。世界のリゾートから離れて」

 そこから記事は展開していく。日本代表の練習がオフとなった10日のザッケローニ監督のコメントもこう紹介されている。

「このプロジェクトのために、長年働いてきた。4-2-3-1で進んでいく。私が抱える選手たちに、理想的なシステムだからだ。監督は自らの哲学を持たなければならないが、選手たちにシステムの必然性を説明することは好まない」

 さらに、特集内では「選手は精神的に準備する必要がある。適切な一歩を踏み出すためだ。こういう1次グループの組み合わせではスタートが大事なので、昨日は一日自由を与えた。大都市は遠いので、みんなスポーツリゾートでピンポンすることを好んでいた」と、選手がオフに卓球でリラックスしたことも伝えられた。

 ACミランの半年間で結果を出せなかった本田については、「セリエAの一員であるプラチナブロンドヘアの本田圭佑は、ここ数か月はあまり成功していない」と記した。だが、指揮官はその本田を擁護していることも紹介されていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
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