日本の“10番”香川真司、セネガル戦へFIFA公式で決意 「自分たちの本当の力が試される」
コロンビア戦で歴史的勝利も気を緩めず 「課題はたくさんあった」
日本代表は現地時間24日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でセネガル代表と対戦する。初戦で強豪コロンビアを破って勢いに乗る西野ジャパンだが、MF香川真司はFIFA公式のインタビューに応じ、「自分たちの本当の力が試される」と決意をにじませている。
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香川は19日のコロンビア戦(2-1)にトップ下で先発出場すると、前半3分にFW大迫勇也のシュートのこぼれ球に詰め、相手MFカルロス・サンチェスのハンドと一発退場を誘発するシュートを放った。獲得したPKを自ら決めて先制点をもたらすと、後半25分にMF本田圭佑と交代するまで、攻守両面でチームのために全力を尽くした。
もっとも、序盤で数的優位に立ちながら、前半39分には一時同点となる直接FK弾を決められ、押し込められる場面も多発。W杯でアジア勢として初めて南米勢を破る歴史的勝利を挙げたものの、決して盤石の展開ではなかった。「FIFA TV」のインタビューに応じた香川は、勝利の余韻に浸ることなく、セネガル戦に向けて決意のコメントを残している。
「とりあえず勝つことだけに集中しましたけど、課題はたくさんあったので、2試合目はそれと同じようにやったら必ず負けると思っている。僕たちはしっかりとそれを修正して、ある意味自分たちの本当の力が試されるゲームになると思う」
初戦から進歩しなければ必ず負ける――。FWサディオ・マネ(リバプール)やDFカリドゥ・クリバリ(ナポリ)ら、欧州5大リーグでプレーする実力者を多く擁するセネガルを警戒するからこそのコメントだろう。勝利すれば、2010年南アフリカ大会以来となる決勝トーナメント進出が近づく一戦、日本の10番はロシアの地でどのようなプレーを見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)