スウェーデン監督、ドイツ相手の悲劇的敗戦を嘆く 「キャリアで最も厳しい終わり方」
数的優位を得ながら後半ATに決勝点を奪われ1-2で敗戦
スウェーデンはロシア・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ第2戦で、世界王者ドイツを相手に好ゲームを演じたが、後半アディショナルタイムに決勝点を奪われて逆転負けを喫した。指揮官のヤン・アンデション監督は「私のキャリアでも最も厳しい試合の終わり方だ」と振り返った。
スウェーデンは前半32分にFWオラ・トイヴォネンのループシュートが決まって先制。後半3分にドイツのMFマルコ・ロイスのゴールで同点とされたが、引き分けでも決勝トーナメント進出の可能性に向けて大きなアドバンテージが残るだけに冷静に試合を運んだ。同37分にはドイツ代表DFジェローム・ボアテングが退場となり、数的優位も得た。
しかし、そんなチームを後半アディショナルタイムに悲劇が襲った。左サイドからのFK、キッカーのクロースのシュートが決まり、終了間際に逆転を許した。
「何かを言うことは難しい。多くの感情が駆け巡っている。前半は良かったが、後半の早い時間に追いつかれたことで厳しくなった。少なくとも勝ち点1を取りたかったのだが……。これは私のキャリアでも最も厳しい試合の終わり方だ」
試合後の記者会見でアンデション監督はこう語った。まさかの逆転負けに肩を落としている。
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