「最後の数分間はドラマに満ちていた」 ドイツ監督、崖っぷちからの劇的勝利に安堵

レーブ監督も、劇的な展開に感情を大きく揺さぶられたという【写真:Getty Images】
レーブ監督も、劇的な展開に感情を大きく揺さぶられたという【写真:Getty Images】

スウェーデンに2-1と逆転勝利 レーブ監督「最後まで望みを捨てなかった」

 世界王者ドイツは現地時間23日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦で、スウェーデンに2-1と逆転勝利を飾った。ドイツのヨアヒム・レーブ監督は、後半アディショナルタイムに決勝ゴールが生まれた試合を「最後の数分間はドラマに満ちていた」と振り返った。

 ドイツは前半32分に先制を許す展開となったが、後半3分にはFWティモ・ヴェルナーの折り返しからMFマルコ・ロイスがW杯初ゴールを決めて同点。後半37分にはDFジェローム・ボアテングが退場となって追い込まれたが、終了間際のアディショナルタイム5分にMFトニ・クロースがFKのチャンスから鮮やかな一撃を決めて劇的勝利を飾った。

「我々はパニックになったが、同点ゴールで立ち直った。素早いパスでオープンスペースを使えるようになった。最後まで望みを捨てなかった。最後の最後に得点できたのは幸運もある。後半は多くのチャンスがあった」

 試合後の記者会見で、レーブ監督はこう語った。一人少ない劣勢の中で、諦めずにゴールに向かう不屈の闘志が勝利を手にする要因だったようだ。劇的な展開に、指揮官も感情を大きく揺さぶられたという。

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