これぞ“ゲルマン魂”! 後半AT弾で勝利のドイツ、W杯「敗戦後の試合」で驚異の9連勝

劇的な逆転勝利を飾ったドイツ【写真:Getty Images】
劇的な逆転勝利を飾ったドイツ【写真:Getty Images】

クロースが後半ATに劇的なFK弾を決め、スウェーデンに2-1と逆転勝利

 世界王者ドイツは、現地時間23日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦で驚異の集中力を見せ、後半アディショナルタイムに決勝点を挙げてスウェーデンを2-1で下した。初戦でメキシコに敗れてグループリーグ敗退危機もあったなかで劇的な逆転勝利を飾ったドイツは、W杯で敗戦後に9連勝という逆境での勝負強さを披露した。

 メキシコ戦ではカウンターから何度もピンチを招くなど守備の不安定さを露呈していたドイツ。スウェーデン相手にも司令塔MFトニ・クロースがパスミスからFWオラ・トイヴォネンにゴールを許して先制された。

 後半開始早々の3分にFWティモ・ヴェルナーの折り返しをMFマルコ・ロイスが左足で決めて同点とするも、同37分にDFジェローム・ボアテングが2枚目のイエローカードで退場という苦しい展開に追い込まれた。

 引き分けならば自力でのグループリーグ突破が消滅するという状況で、試合は後半アディショナルタイムを迎え、左サイドで得たFKに全てが託された。キッカーは失点に絡んでいたクロース。ボールを一度動かし、思い切り良く右足を振り抜いた一撃はゴール右隅に決まり、ドイツが土壇場で決勝点を奪った。

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