セネガル監督が日本の技術と規律、激しいプレスを警戒 「プレーの仕方をよく知ってる」

セネガル代表を率いるシセ監督【写真:Getty Images】
セネガル代表を率いるシセ監督【写真:Getty Images】

シセ監督は組織力にも自信 「アフリカに規律がないと言われるけどそんなことはない」

 セネガル代表は現地時間24日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦で日本代表と対戦する。試合会場のエカテリンブルク・アレーナで前日会見に出席したアリウ・シセ監督は、日本の印象について「連動性もボールテクニックもあるし、プレーの仕方をよく知っている」と語り、「厳しい試合になる」と予想した。

 セネガルは19日の初戦でFIFAランキング8位のポーランドと対戦。試合の主導権を握り、相手のオウンゴールとFWエムバイ・ニアンの得点で2-1と勝利した。アフリカ勢は総じて、個々のフィジカルがずば抜けて強く、並外れたスピードやパワーを持つイメージが強い。その一方で組織力に課題を抱えるチームが大半だったが、シセ監督はこの見解を否定している。

「アフリカに規律がないと言われるけど、そんなことはない。日本やヨーロッパは規律で優れていると言われるよね。でも、戦術的な規律、ピッチ外での規律といろいろある。セネガルの選手も十分に規律があるし、予選を突破する戦いでもトレーニングでも。戦術的なものは規律の話ではないと思う。日本は多くの選手が日本でプレーするかもしれないが、セネガルは少し違う。我々の選手は素早く戦術を理解できている」

 そして、日本の警戒すべき点を問われると、42歳の指揮官は次々と優れたポイントを挙げ、「とても厳しい試合になる」と予想した。

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