原口が抱くシンプルな欲求　「ただチームのために走りましたじゃなくて…」

　会心のコロンビア撃破だったが、原口は攻撃面で不完全燃焼の思いが募ったと明かしている。その根底にあるのは「攻撃で何かやりたい」というシンプルな欲求だ。もちろんチームの勝利を何よりも優先し、原口も金星に歓喜した。だが個人の欲求がそれで十全に満たされることはない。

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「もちろん勝つのが一番だけど、何かそういう部分（攻撃面）でも助けられたらいいなと思っている。ただチームのために走りましたじゃなくて、攻撃で違いを作ることで助けられることも分かっている。もっとチャレンジしていけたらいい」

　攻撃でもチームを助ける――。コロンビア戦で日本のために走り続けた男は、セネガル戦でさらなる活躍を期す。