「少しお喋りになろうと思う」 ネイマール、コスタリカ戦勝利で号泣した真相は?
後半アディショナルタイム、コウチーニョに続き追加点を奪取
ブラジル代表は現地時間22日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でコスタリカに2-0で勝利。後半アディショナルタイムに今大会初ゴールを挙げたFWネイマールは、試合終了直後に涙を流した理由を公式インスタグラムで明かしている。
コスタリカの堅守を崩せずにいたブラジルが、後半アディショナルタイムに本来の破壊力を見せる。MFフィリペ・コウチーニョが相手GKの股を射抜く右足のダイレクトシュートで均衡を破ると、その6分後には右サイドからのクロスにネイマールがボレーで合わせ、勝負を決めた。
試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くと、王国の10番はピッチに泣き崩れた。ネイマールは自身の公式インスタグラムで、涙の理由を綴っている。
「何が起きたのか、皆は知る由もないだろうが…少しだけお喋りになろうと思う。少しだけね! あの号泣のワケは、喜びから来るものであり、克服から来るものであり、接戦から来るものであり、勝利への安心から来るものだ。僕の人生で起きることは上手くいかないことばかりだった。今はそうではないけどね!」
初戦でスイスに1-1と引き分け、コスタリカ戦では是が非でも勝利がほしい状況。それでも、試合終了直前まで相手の牙城を崩せず、焦りの色が見えていた。土壇場で勝利を掴み取ったことで、エースの重責から解き放たれた涙だったようだ。
「夢は続く…いや、夢じゃないね。今は、目標だ!」
そうメッセージを締め括ったネイマールは、悲願のW杯制覇を見据えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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