西野監督が相手選手を名指し「やっぱり…」 24日セネガル戦、最大の警戒人物は?
セネガルを分析「フィジカルで押してくるだけのチームではない」
日本代表は24日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のセネガル戦に臨む。西野朗監督はセネガルについて「フィジカルで押してくるだけのチームではない」と分析しつつ、「やっぱり……」と最大の警戒人物を名指ししている。
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19日のコロンビア戦では、開始3分に相手MFカルロス・サンチェスがハンドの判定で一発退場となり、そのプレーで得たPKをMF香川真司が決めて先制。前半39分、相手に低弾道FKを叩き込まれて1-1に追いつかれるも、後半28分にMF本田圭佑の左CKからFW大迫勇也が決勝のヘディング弾を決め、日本が2-1と勝利を収めている。
グループリーグ突破も懸かったセネガル戦を控え、西野監督は「ただフィジカルで押してくるだけのチームではない。特にディフェンスがしっかりしている」と守備の堅さを強調した。
「近年アフリカのチームのなかで組織的」と特長を指摘し、「自分たちのストロング(ポイント)であるパワー、スピード、推進力を活かすために、その前提のディフェンスをみんなでやるというのが一番の強み。時間もスペースも与えてくれない」
元来、アフリカのチームはフィジカル能力に優れる反面、組織力に難ありとされてきた。ところが、セネガルは良い意味で“アフリカらしくない”チームだという。パワーやスピードなど優れたフィジカル能力はそのままに、そうした強みを生かすために守備も献身的にこなす。端的に言えば、一般的に弱点とされてきた部分を、むしろ強みに変え、唯一無二のチームへ変貌を遂げている。
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