メッシ激昂…クロアチア戦の一触即発に海外注目 「苦悩、絶望、無力さが一気に噴出」
完敗を喫したクロアチア戦、後半28分に相手DFストリニッチに倒されると…
アルゼンチン代表は現地時間21日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でクロアチアに0-3で完敗を喫した。最終戦に首の皮一枚こそつながったものの、2002年日韓W杯以来となるグループリーグ敗退の危機に直面。2試合を終えてノーゴールのエースFWリオネル・メッシはフラストレーションを溜めており、クロアチア戦のワンシーンがクローズアップされている。
初戦のアイスランド戦(1-1)でPK失敗を犯して批判を浴びたメッシは、クロアチア戦でリベンジを期した。しかし、初戦で116回あったボールタッチが49回まで激減。1点ビハインドで迎えた後半18分にゴールまで数十センチの距離を詰め切れずに決定機を逃した。
逆にクロアチア主将のMFルカ・モドリッチ、バルセロナで同僚のイバン・ラキティッチにゴールを決められて0-3で敗戦。力の差を見せつけられる格好となり、メッシのフラストレーションもピークに達していた。
後半28分、メッシはクロアチアのDFイバン・ストリニッチと球際で接触。ピッチに倒されると、左手で振り払い、相手を倒す形に。ストリニッチは右手と右足を出して不可抗力だったことをアピールするような素振りを見せたが、激昂したメッシは右手で相手の足を払いのけてその場を立ち去った。クロアチアの選手はメッシの行為にイエローカードをアピールするも、最終的には“お咎めなし”に終わった。