日本、セネガル戦でグループ突破を決めるべき理由 本田が力説「ダメージが違う」

ベスト16を経験の本田 「上を目指す戦略」として「理想論は2戦目で決めること」

「やっぱり、ここからコンディションをどういうふうに上げていくかだと僕は思っている。2戦目で決められなかった場合の3戦の消耗具合、それでもし突破できたとしてもベスト16、8を懸けた戦いが、ものすごく消耗した状態で挑んだ経験がある」

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 2010年南アフリカW杯に出場した本田は、それを痛感している。第1戦カメルーン戦(1-0)で勝利した一方、続くオランダ戦(0-1)で敗戦。第3戦デンマーク戦(3-1)で快勝し、グループリーグ突破を決めた。結局、16強パラグアイ戦は0-0のままPK戦の末に敗れている。

 グループ1位か、2位かで16強の試合日も変わるため、いずれにしても第3戦が重要である点に変わりはない。しかし、本田は過去の教訓を踏まえて「理想論は2戦目で決めること。それが本当の意味で、上を目指す戦略を立てられる状態なのかなと思います」と今大会の先を見据えている。果たして日本はセネガルに勝利し、その1時間後に終わる他会場の結果を受けて、グループリーグ突破を早々に決められるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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