号泣ネイマール、後半ATに執念のブラジル代表通算56ゴール 歴代4位ロマーリオに並ぶ
ブラジルがコスタリカに大苦戦も終了間際に2ゴール、今大会初勝利
ブラジル代表FWネイマールは、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦コスタリカ戦の試合終了間際に、今大会初ゴールを決めた。ブラジルが苦しみながらも2-0で勝利し今大会初勝利を挙げたゲームで、ネイマールがブラジル代表通算得点数で歴代4位タイに浮上したと、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が報じた。
ネイマールは初戦のスイス戦(1-1)で10回ものファウルを受け、W杯で歴代2位の記録となっていた。2月にパリ・サンジェルマン(PSG)のゲームで右足骨折と右足首の捻挫を負い、約3カ月の離脱を経て大会に間に合ったエースは、初戦でノーゴール。コスタリカ戦に向けたトレーニングも途中離脱するなど、厳しい状態にあった。
そしてこのコスタリカ戦でも、前半25分までに3回のファウルを受けた。しかし、時間の経過とともにプレーエリアが高くなると、相手もセットプレーを恐れてか、ファウルを受ける場面が減った。
しかし、肝心のシュートが入らない。コスタリカのGKケイラー・ナバスのファインセーブもあり、枠外に外したビッグチャンスもあった。さらに後半33分にはPKを得たが、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の進言により取り消しになった。
それでもチームが後半アディショナルタイム突入直後にMFフィリペ・コウチーニョのゴールで先制すると、試合終了間際にFWドウグラス・コスタのラストパスをネイマールが押し込んだ。
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