ザッケローニ監督が母国イタリアと対戦するためには本田の復調がカギ
イタリアの健闘を祈る
さらに、ガゼッタ紙の記者は、「話は早いが決勝トーナメントでイタリアと対戦する可能性もあるが?」と質問をぶつけた。
「イタリアに関してだが、今はグループリーグに集中しないといけない。イタリアについては、その後で考えればいい。このグループはバランスが取れたグループ。どこも上にいく可能性がある。それぞれのメディアの情報を見ていると、どこも勝ち上がれるんじゃないかという気持ちが見える」
指揮官はそう答え、現在は自分たちのグループリーグ突破に専念していることを明かした。ただし、解答の最後に「イタリアの健闘を祈る」とも忍ばせた。イングランド、ウルグアイ、さらにコスタリカと同組に入り、「死の組」と呼ばれるグループDで苦戦も予想される母国へのエールも忘れなかった。
2得点を決めた南アフリカW杯のような本田の活躍が待たれるところだ。指揮官が密かに願うW杯という大舞台での母国との対戦を実現できるかは、全幅の信頼を寄せる司令塔の完全復調に懸かっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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