クロアチア代表FW、“最高の選手”メッシに助言 「チームとしてプレーするだけで…」
20年ぶり決勝T進出のクロアチア代表 FWペリシッチがアルゼンチンに言及
クロアチアは現地時間21日のロシア・ワールドカップ(W杯)第2戦で南米の強豪アルゼンチンと対戦し、主将のMFルカ・モドリッチのゴールなどで3-0の快勝を収めた。先発出場したFWイバン・ペリシッチは試合後、「リオネル・メッシは最高の選手だが、チームとしてプレーするだけで何かを成し遂げることができる」と助言を送った。
前半こそ一進一退の攻防だったが、0-0で迎えた後半8分にMFアンテ・レビッチが相手GKウィリー・カバジェロのミスを見逃さずに先制点を奪取。その後、モドリッチとMFイバン・ラキティッチのゴールで2点を加え、会心の勝利で20年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
試合後、イタリアテレビ局「メディアセット」のインタビューに応じたペリシッチは、「僕たちは本当に良い試合をした。ロッカールームでは堂々と守備をしなければならないと言っていて、それをしっかり遂行した」と胸を張った。そして、「前半もチャンスはあったけど、得点が決まったのはハーフタイムの後だったね。僕たちは勝ち点6に値するパフォーマンスを見せたし、今は次のアイスランドに勝利したいよ」とすでに次の試合を見据えた。
その一方で、クロアチアとは対照的に苦しい状況に追い込まれているアルゼンチンに対し、ペリシッチは一つの助言を提示した。
「クリスティアーノ・ロナウドと同じようにメッシは最高の選手だけど、チームとしてプレーするだけで何かを達成することができると思うよ。アルゼンチンが先に進みたいのであれば、何かを変える必要があると思うね」
グループリーグ敗退の危機に直面しているアルゼンチンだが、ペリシッチの助言に倣ってチームとして戦い、一縷の望みに懸けることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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