本田圭佑がゴールを求める理由 サッカー人生で2度目の「非現実的」な挫折とは?
オランダ2部降格は「忘れることのできない大きな失敗の一つ」
その二つの苦い経験は、自身のサッカー人生で2度目の大きな挫折となったという。
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「(北京五輪で)アピールすれば他のチームに獲ってもらえる。ただ、そこで全敗して就活も大失敗に終わった。僕に残された道は、日本に戻るか、オランダの2部で1年間プレーするかのどっちかしかなくなった。その時に、いくつか日本の素晴らしいチームからオファーをもらったんですけど。それも普通の人だったら行く可能性もあると思うんです。オランダで2部ですから。
僕としてもまさか自分が2部でプレーするなんて非現実的な感覚に陥っていた。想像もできなかったです。自分が2部でプレーするなんて。他人事だと思っていたので。そこは僕の、一つは中学校から高校でユースに上がれなかった挫折と、2回目の挫折。忘れることのできない自分の大きな失敗の一つですね」
本田は中学時代にガンバ大阪のジュニアユースでプレーしていたが、ユースへの昇格を果たせず、高校サッカーの道に進んだ。オランダでの経験は、自らのサッカー人生に大きな影を落とした。