“エスコバルの悲劇”の再発懸念 日本戦PK献上のコロンビア代表MFにSNS上で殺害予告
C・サンチェスはW杯史上2番目のスピード退場&PK献上で歴史的黒星の戦犯に…
日本代表は19日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でコロンビアに2-1と勝利を飾った。前半3分にMF香川真司のシュートを右腕で弾き返したMFカルロス・サンチェスはレッドカードを宣告され、先制PKも献上。歴史的敗戦の要因となったW杯史上2番目のスピード退場劇にSNS上で殺害予告が届く事態に発展している。
「カルロス・サンチェスは殺害予告を受けた。コロンビアのスターは2018年W杯日本戦の敗北に導くレッドカードの後で」と取り上げたのは、英紙「ミラー」だった。
チームを劣勢に追いやる退場劇を演じてしまったC・サンチェスだが、SNS上ではコロンビア敗戦に怒りを示すファンの標的にされているという。記事では、1994年アメリカ大会のアメリカ戦(1-2)でオウンゴールを記録して殺害された元コロンビア代表DFアンドレス・エスコバルと、C・サンチェスの写真を並べながら、「良い夢見ろ」という脅迫まがいや、「もしも、アンドレス・エスコバルがオウンゴールで殺害されたなら、カルロス・サンチェスも殺害に値する」という物騒なメッセージも届いたとレポートされている。
「1994年アメリカ大会でオウンゴールした、かつてのディフェンダー、アンドレス・エスコバルの殺害という背筋も凍る記憶を想起させた」
帰国後に射殺されるというエスコバルの痛ましい事件から24年、ポーランドとの第2戦に備えるコロンビア代表を不安が襲っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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