マラドーナはメッシの「数万光年下」 スペイン主将ラモス、アルゼンチン英雄に舌戦展開
“ラモスはクラッキじゃない”発言に応戦 「マラドーナはクラッキだった。でも…」
スペイン代表は現地時間20日のロシア・ワールドカツプ(W杯)グループリーグ第2戦でイランを1-0で下し、今大会初勝利を手にした。この試合後、主将のDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)が元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏に対し、FWリオネル・メッシ(バルセロナ)よりも「数万光年下」と独自の見解を述べている。スペイン紙「マルカ」が報じている。
「マラドーナはクラッキ(名手)だった。でも、アルゼンチンでは、人々が史上最高のアルゼンチン選手から数万光年離れていることを分かっている。個人的にはそれはメッシなんだ」
現役時代に天才的なプレーでW杯優勝にも貢献した天才マラドーナか、それでもメッシか。「史上最高の選手」という論争で常に登場するアルゼンチン代表の新旧エースだが、ラモスは「メッシが圧倒的に上」と断言した。
今回の“舌戦”の発端は、マラドーナ氏のラモスに対する発言だった。
「我々はクラッキについて話題にする。ラモスがクラッキだと言われているが、それは違う。クラッキはゴディンだ。守るし、パスもできる。ゴールも決められるじゃないか」
レアルのライバルであるアトレチコ・マドリードの闘将、ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンこそ「クラッキ」と呼ぶに相応しいとマラドーナ氏は主張していた。
レアルではUEFAチャンピオンズリーグ3連覇、スペイン代表ではW杯、欧州選手権を制覇しているラモスはマラドーナ氏の見解に、バルサの宿敵メッシを称えることで反撃した格好となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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