アルゼンチンが空中分解!? 監督の選手批判にアグエロ応戦「好きなことを言わせておけ」
クロアチア戦で完敗を喫し、2戦を終えていまだ勝利なしと敗退危機
ロシア・ワールドカップ(W杯)、グループDで前回大会の準優勝国アルゼンチンが現地時間21日の第2戦でクロアチアに0-3で完敗した。2試合で勝ち点1と低迷するアルゼンチンでは、選手とホルヘ・サンパオリ監督との間にも溝が生まれ、空中分解の危機に直面しているようだ。
アルゼンチンは0-0で迎えた後半8分、味方のバックパスを受けたGKウィリー・カバジェロが痛恨のキックミスでプレスをかけたクロアチア代表FWアンテ・レビッチへプレゼントパスを献上。日本代表MF長谷部誠と同じフランクフルトでプレーする24歳のストライカーはこれをボレーで叩き込み、クロアチアが試合の均衡を破った。
FWリオネル・メッシら頼みの攻撃陣が沈黙したアルゼンチンに対し、クロアチアは主将MFルカ・モドリッチとMFイバン・ラキティッチが追加点を奪うなど圧倒。3-0という一方的なスコアで決着した。
初戦のアイスランド戦でもPKを失敗したメッシがまたも無得点に終わるなど、アルゼンチンはチームとしての機能不全を露呈する結果となった。2試合を終えて1分1敗とグループリーグ敗退が現実的となっているなかで、チーム内は空中分解の危機だ。
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