コロンビアサポーターの“マナー違反”が発覚 アルコールの不正持ち込みに外務省も警告
酒類の販売が禁止されるなか、偽物の双眼鏡にアルコールを忍ばせて現地観戦
日本代表は19日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でコロンビアと対戦し、2-1で勝利した。強豪国相手に演じた番狂わせとともに、日本人サポーターが試合後のスタンドで見せた「ゴミ拾い」という美徳は世界中で称賛されている。その一方で、足元をすくわれたコロンビアサポーターの前代未聞のマナー違反が問題視され、同国外務省から警告を発せられる事態に発展している。英紙「ザ・サン」が報じている。
今回のW杯ではロシア警察当局はスタジアムのみならず、周辺でもサポーターのトラブルを避けるために、酒類の販売を禁止している。そんななか、サランスクのスタジアムにコロンビア代表を応援するために足を運んだ男性サポーターが驚きの行動に出た。
同紙によると、一部のコロンビアサポーターは偽物の双眼鏡の中にアルコールを注ぎ込み、スタジアムに持ち込もうとしたという。そして、スタンドで満面の笑みを浮かべて飲酒する動画をSNSで公開してしまった。記事では「度胸のあるコロンビアファンは敗れた日本戦でアルコールを偽の双眼鏡の中に密輸し、外務省から警告を受ける」と報じている。
世界中から称賛された日本サポーターとは対照的に、コロンビアはマナー面でも明暗がくっきりと別れてしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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