C・ロナウドは「ポートワイン」 進化するエースを監督絶賛「他の選手とは相反する」
サントス監督は欧州歴代最多得点記録を更新した33歳のエースに脱帽
欧州王者ポルトガルは20日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でモロッコと対戦し、FWクリスティアーノ・ロナウドの先制弾で手にしたリードを守り切って1-0で勝利した。ポルトガルを率いるフェルナンド・サントス監督は「彼は常に進化しており、他の選手とは相反している」とエースを称賛している。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版が報じた。
試合は開始早々に動いた。前半4分、右サイドのショートコーナーからのクロスをロナウドが強烈なダイビングヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。その後、モロッコに押し込まれる時間が続いたが、集中したディフェンスで守り切ったポルトガルが今大会初白星を挙げた。
決勝ゴールを挙げたロナウドは代表通算得点を85とし、元ハンガリー代表FWフェレンツ・プスカシュの持つ欧州歴代最多得点記録を更新した。そんなエースを手放しで称えたのはサントス監督だ。
「彼はポートワインのようなものだ。彼は自分の能力と年齢をいかにベストに洗練させていくかを知っている。彼は自分自身のことを分かっているし、自分に何ができるかを知っているんだ。彼がやっていることは、数年前からやろうとしていたのではなく、3~4年前からやっていることでもないんだ」
指揮官も絶賛するロナウドは、W杯2試合で4ゴールを決め、大会得点ランキングでトップに立っている。多くのタイトルを獲得してきた33歳は、ポルトガルを世界一に導けるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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