あっさりすぎる“大股抜き”… ピケの緩慢な守備に英紙騒然「簡単には忘れられない」
W杯で喫した屈辱 スペインがイランに1-0勝利もピンチ招く
スペイン代表は現地時間20日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でイラン代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。接戦をものにし、勝ち点を4に積み上げることに成功した一方、ゲーム終盤に起きたバルセロナDFジェラール・ピケの股抜きシーンが話題を呼んでいる。
注目を集めているのは後半37分のシーンだ。イランが左サイドから攻め込むなか、ピケはペルセポリスMFヴァヒド・アリミとマッチアップ。しかし、ピケはなぜか大きく股を開いて対峙すると、案の定、股抜きを仕掛けられてしまう。あっさりとボールを通されクロスを上げられると、あわや失点の大ピンチを迎えてしまった。
英紙「ザ・サン」は、このワンシーンについて「ピケは妻(歌手のシャキーラ)とメダルと豪邸と名誉を持っている。しかし、この日の股抜きを簡単に忘れることはできないだろう」と、皮肉を込めた言い回しで伝えている。
また、ネット上のファンの声も紹介。「もしあの股抜きが失点につながっていたら、ピケは代表引退だった」「誰か彼の妻に『股抜き』というタイトルの歌を作曲するよう頼んでくれ」など、辛辣な言葉が並んでいた。
バルセロナでは今季も主力として二冠獲得に貢献。長きにわたってセンターバックとして世界トップクラスの実力を誇るだけに、今回の緩慢な守備は波紋を広げているようだ。
page1 page2