日本戦退場のコロンビアMFにSNS上で脅迫 地元警察が特別犯罪対策チームを立ち上げ
「エスコバルの悲劇」を繰り返さないために…
サンチェスに関して、国内ではその身を案じる声が高まっているようだ。1994年のアメリカW杯で、元コロンビア代表DFアンドレス・エスコバルはアメリカ戦でオウンゴールを記録し、1-2敗戦の戦犯とされた。そして、帰国後に射殺されるという痛ましい事件が起きている。
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すでにSNS上ではサンチェスに対して心ない誹謗中傷のコメントを投稿するユーザーも現れている。中には殺人予告とも取れる脅迫も含まれているという。こうしたなかで、「エスコバルの悲劇」の再来は絶対に起こしてはならないと、地元警察も動きを見せている。
コロンビア地元ラジオ「ブル・ラジオ」によれば、地元警察は特別サイバー犯罪対策チームを立ち上げ、この件についての調査を始めているという。
コロンビアのホセ・ペケルマン監督が「最も重要な選手の一人」と称賛を送るC・サンチェスの身に、危険が及ばないことを願うばかりだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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