C・ロナウドは「大したことしてない」「いつも審判に文句」 敗戦のモロッコDFが批判
ポルトガル戦後にベナティアが声を上げる 「残念なのは…」
モロッコ代表DFメディ・ベナティアが、20日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグでポルトガルに0-1で敗れた試合後、相手FWクリスティアーノ・ロナウドに対する批判を展開した。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
モロッコは20年ぶりのW杯出場だったが、チームの主将でありイタリア王者ユベントスでプレーするベナティアは、国内では最も世界レベルで知名度のある選手だ。そして、ロナウドがセットプレーからの流れで決勝ゴールを挙げた試合後に、所属のレアル・マドリードとユベントスが対戦した試合にも引っ掛けて批判の声を上げた。
「ロナウドはユベントス対レアルの試合と同じで大したことはしていないし、別に僕らにとって脅威になるプレーもしていない。そして、彼がゴールした場面では、その手前で(ポルトガル代表DF)ペペがとんでもないファウルをしているのに見逃された。誰もが知っているだろうけど、ロナウドはいつも審判に文句を言い続ける。そして審判をやりづらくするんだ。残念なのは、審判がもう少しモロッコのこともリスペクトして欲しかったことだ」
ベナティアは、流れの中からは大きなチャンスがなかったロナウドを「大したことはしていない」と話した。そしてこの試合の後半にも見られた、相手との接触ですぐに倒れて審判に文句をつける姿勢を批判している。
モロッコはこの敗戦で2連敗となり、グループリーグ敗退が決まった。UEFAチャンピオンズリーグでもロナウドのゴールでレアルに敗れただけに、ベナティアにとってロナウドは不俱戴天の仇となった模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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