“本田2世”が日本代表入り! 本田の教え子・U-19代表MF安部裕葵が練習参加

U-19日本代表で10番を背負う安部裕葵がA代表チームの練習に参加【写真:Football ZONE web】
U-19日本代表で10番を背負う安部裕葵がA代表チームの練習に参加【写真:Football ZONE web】

本田プロデュースのスクール出身でプロ第1号、17年鹿島入りで同年4月にプロ初出場

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で2-1と勝利した日本は、21日にベースキャンプ地のカザンでトレーニングを行った。U-19日本代表の選手たちもグラウンドに姿を現わすと、10番を背負うMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)が兄貴分のA代表チームの練習に参加。西野朗監督や先輩たちに笑顔で挨拶をすると、そのままA代表のトレーニングに加わった。

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 21日のトレーニングでは冒頭15分が公開され、コロンビア戦出場組と未出場組に分かれてアップ。MF本田圭佑は右太もも打撲で別メニューとなったなか、18日からカザン入りしていた弟分のU-19日本代表もピッチに登場。A代表の選手たちがピッチに現われると、U-19代表の選手たちは一列に並んで先輩方を迎え入れた。

 そんななか、U-19日本代表から一人だけA代表のトレーニングに加わったのが19歳MF安部だ。今回のロシア遠征で10番を与えられた若武者は、他の選手たちにひと言挨拶し、そのまま“A代表入り”を果たしている。

 安部は本田が経営に関わるS.T.FOOTBALL CLUBの出身でプロ第1号という経歴を持つ。瀬戸内高を経て2017年に鹿島入りすると、同年4月1日のJ1リーグ第5節大宮アルディージャ戦でプロ初出場を飾り、同年7月29日のJ1第19節ヴァンフォーレ甲府戦でリーグ戦初得点を挙げている。

 本田から指導も受けたことがあり、“本田2世”と呼ばれることもある安部。スピードに乗ったドリブルと卓越したテクニックを兼備する19歳は、トレーニングながら一時的に“A代表入り”という最高の経験を積んでいる。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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