西野監督は「奇跡の演出家」 22年越しのアップセットにライバル韓国紙も脚光
W杯史上初めてアジア勢が南米勢を破る会心の勝利に導く
日本代表は19日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でコロンビアと対戦し、2-1で勝利するアップセットを演じた。チームを率いる西野朗監督は、1996年のアトランタ五輪でブラジルを破る“マイアミの奇跡”で知られるが、22年の時を経て“サランスクの奇跡”を起こし、韓国メディアは「奇跡の演出家」と報じている。
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バヒド・ハリルホジッチ前監督の解任に伴い、新指揮官に就任して2カ月。W杯初陣を迎えた西野監督の采配は冴えわたった。トップ下に先発起用したMF香川真司が先制PKを決めれば、ボランチに入れたMF柴崎岳がリズムを生み、DF槙野智章に代わってCBに抜擢したDF昌子源もディフェンスで奮闘。後半25分から投入したMF本田圭佑が決勝アシストをマークし、W杯史上初めてアジア勢が南米勢を破るアップセットを演じた。
西野監督と言えば、1996年アトランタ五輪でグループリーグD組第1戦において、王国ブラジルを1-0で破る“マイアミの奇跡”を導いた采配で知られる。韓国紙「韓国日報」は、コロンビア戦の勝利を“サランスクの奇跡”と称し、「日本サッカーの新しい歴史を作った中心に西野朗監督がいた。“奇跡の演出家”だ」と伝えている。
24日のグループリーグ第2戦セネガル戦に勝利すれば、日本にとって三度目の決勝トーナメント進出もグッと近づく。西野監督がどのような采配を見せるのか、日本のみならず韓国メディアも熱い視線を注いでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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