ポーランド主将レバンドフスキ、不発のセネガル戦を反省 「効果的ではなかった」
W杯初戦の敗因を分析「コミュニケーションもほとんどなかった」
ロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表と同じグループHに入ったポーランドは、現地時間19日にセネガルとの初戦を迎え、1-2で敗戦を喫した。主将でエースのFWロベルト・レバンドフスキは、チームの戦い方が「効果的ではなかった」と振り返ったという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
前半から一進一退の攻防が繰り広げられるなか、同37分にオウンゴールで失点。後半はシステム変更を駆使して攻勢を強めるも同15分に再び失点。終盤にMFグジェゴシュ・クリホビアクのヘディング弾で1点を返したが、エースのレバンドフスキが不発だったこともあって大事な初戦を黒星で終えた。
ポーランドのミスもあったとはいえ、セネガルは中盤がしっかりと整備され、攻撃面ではダイナミックな形が前面に出るなど、勝利に値する内容だった。レバンドフスキは「僕らの戦いにはテンポやペースがなく、コミュニケーションもほとんどなかった」と反省した。
「僕らは相手に脅威を与えず横から横へとプレーしていた。この戦い方は効果的ではなかった。我々は何かを起こすために前向きなボールを入れることができなかった。自分たちの陣地でボールを持ち、ポゼッションすることに集中していたんだ。単純なミスも多発させてしまった。それでは攻撃することは困難だ」
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