VARも宝の持ち腐れ!? 元国際主審がイングランドの“見逃されたPK”に疑問符
チュニジアがエリア内で2度ファウルを犯していた!?
イングランドは現地時間18日に行われたチュニジアとのロシア・ワールドカップ(W杯)初戦で2-1の勝利を収めた。試合終了間際の一撃でゲームが決したなか、元国際主審で現在はイングランドでコメンテーターなどを務めるグラハム・ポール氏が、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)を含む同カードのレフェリングに疑問を投げかけた。英紙「デイリー・メール」が報じた。
イングランドは前半11分にFWハリー・ケイン(トットナム)のゴールで先制したものの、同35分にPKで同点に追いつかれてしまう。そのまま試合は膠着状態となったが、後半アディショナルタイムにケインが再びゴールを沈めて勝利を手にした。だが、全体的な内容としては不満の残る展開となった。
ポール氏は、イングランドのDFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)がペナルティーエリア内でファウルを犯したと判断された一方で、チュニジアもエリア内で2度ファウルを犯していたと、「デイリー・メール」紙内の自身のコラムで疑問を呈した。
「FIFAがこのW杯で止めたいと望んでいたことの一つは、ボールとは違うところで対戦相手をホールドしたり、ブロックしたりするディフェンダーだった」
page1 page2