C・ロナウド、貫禄の2戦連発 ロシアW杯初勝利に歓喜「僕にとって美しい瞬間」
モロッコ戦前半4分にダイビングヘッドで決勝ゴール
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、20日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のモロッコ戦で決勝ゴールを決め、今大会早くも4得点とした。2試合連続でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた男は、試合後の記者会見で「これは僕にとって美しい瞬間だった」と喜びを語った。
ロナウドは前半4分にいきなり仕事をする。右CKからショートコーナーでMFジョアン・モウチーニョがクロスを上げると、身体を投げ出したダイビングヘッド。ゴール右隅へと突き刺さると、ゴールパフォーマンスでも驚異的なジャンプ力を発揮してお馴染みの仁王立ちポーズで屹立した。
その後は全体的にモロッコに押し込まれる試合となったが、ゴール前で体を張って守り切ったポルトガルが勝利を収めた。初戦はスペインを相手にロナウドのハットトリックで3-3という壮絶な撃ち合いを演じた2016年の欧州王者だが、この日は1点を守り切った。
ロナウドはモロッコについて「モロッコはとても激しくトライしてきて驚かされた。敗退が掛かっていたわけだから」と語り、「とても嬉しい。最も重要なことは勝利することと勝ち点3を取ること。チームもそうだし、僕もゴールすることをなんとか成し遂げて3ポイントを取れたことを喜んでいる。これは僕にとって美しい瞬間だった」と胸を張った。
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