西野ジャパンに幸運の“金”ジンクス 「勝利継続中」をもたらした意外なものとは?
スイス戦とパラグアイ戦の間にあえて道化役を演じた長友の粋な振る舞い
果たして、それが日本に勝利をもたらしたのだろうか。19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と勝利を挙げた日本代表に、意外なジンクスが生まれている。
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4月にバヒド・ハリルホジッチ前監督が電撃解任され、後任として西野朗監督が就任。新体制の初陣となった5月30日のガーナ戦(0-2)、6月8日のスイス戦(0-2)と連敗を喫し、攻守両面で様々な課題が噴出。代表チームに対する風当たりも強まった。
だが12日のパラグアイ戦(4-2)で西野体制初勝利。すると勢いそのままにW杯コロンビア戦でMF香川真司、FW大迫勇也がゴールを挙げ、難敵を2-1と撃破した。スイス戦とパラグアイ戦の間に何があったのか。そこにはチームの重苦しい空気を打破しようと、あえて道化役を演じる男の粋な振る舞いがあった。
「これは自己満で終わってますけど、金髪にしてから勝利が継続中なのでね」
コロンビア戦後、そう語ったのはDF長友佑都だ。スイスに敗れた2日後の10日、日本はオーストリア・ゼーフェルトで練習を再開したが、それまでの“黒髪”から一転して“金髪”に大変身を遂げ、注目を浴びたのが長友だった。その日、取材に応じた長友は「スーパーサイヤ人になりたかったんですけど、ただのスーパーゴリラになった」と冗談で報道陣を笑わせている。
「なかなか明るい話題がないので、髪ぐらいは明るくしておこうかなと」
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