激写された決定的瞬間! 壁の日本4選手がジャンプ、低弾道FKで真下を抜かれたのは?
前半38分に自陣エリア前でFKを献上、壁に入った日本4選手がジャンプするも…
日本代表は19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と勝利した。前半38分に同点の低弾道FKを叩き込まれたが、この際に4人の日本人選手が壁に入り、ジャンプした際に足もとを抜かれて被弾。ボールが真下を通過した選手とは――。
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開始わずか3分に相手MFがハンドの判定で一発退場となり、そのプレーで得たPKをMF香川真司が決めて日本が先制。ところが前半38分、DF長友佑都のクリアミスをきっかけにMF長谷部誠が相手FWラダメル・ファルカオを倒して、日本のエリア手前でFKを献上した。
日本の壁は4枚。相手に正対する形で左から長谷部、大迫、吉田麻也、昌子源が並んだ。キッカーを務めたMFフアン・キンテーロが助走するとともに身構えた4人はボールが放たれた直後、壁の上を狙われると判断してジャンプ。壁の下を突く技ありの一撃を通され、GK川島永嗣もわずかに遅れて反応し、身体ごとゴールに飛び込みながらもボールを弾き出している。しかし、ゴールラインテクノロジーでチェックした結果、ボールがラインを越えていることが判明し、そのままゴールが認められた。
壁に入った日本の4選手はキックを阻止しようと懸命にジャンプしたが、足もとを通過した決定的瞬間が激写されている。足先数センチ下を通された、壁の左から二番目に入っていた大迫だ。左の長谷部、右の吉田は横を通過したボールを目で追っており、大迫も足もとの方に視線を送っている。
相手の判断力とキック精度が上回った場面だが、一瞬の攻防にワールドクラスの駆け引きが凝縮されていた。
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