先制弾の香川、途中交代に未練も… 原因を自ら指摘、「妥当」と西野采配に納得
開始6分にPKで先制点の香川、後半25分に本田と交代
開始早々に先制ゴールをもたらした男は名残惜しそうにピッチを後にした。日本代表は19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と勝利。口火を切るゴールを決めたMF香川真司は、まだできたとしながらも後半25分の交代を「妥当」と口にした。
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開始わずか3分、FW大迫勇也が裏に抜け出してシュートを放ち、そのこぼれ球に反応した香川の一撃がゴールを強襲。たまらず相手MFカルロス・サンチェスが右腕でブロックし、ハンドの判定で一発退場となった。そのプレーで得たPKを香川が決め、日本が幸先良く先制に成功している。その後、前半39分にFKを叩き込まれて1-1となり、香川は後半25分に本田圭佑と交代した。
「点を取れば気持ち的には楽になるのは分かっていた。自分はそれを味方にして守備の方で走ることを意識していた」
先制点後、攻撃はもちろん、それ以上に守備を意識したという香川。自身の交代からわずか3分後に本田のCKから大迫の決勝ゴールが生まれた。これがテストマッチであれば、香川は悔しさをかみ殺していたかもしれない。しかし、W杯という大舞台でそんな気持ちは皆無だった。「最後、セットプレーから大迫、圭佑くんもそうですけど、取れたこと。勝ち切れたことが何より良かった」と安堵の声をもらしている。
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