「アイツ退場らしい!?」「え?」 コロンビアMF退場劇、日本代表DF陣“衝撃の舞台裏”

日本のDF陣は開始3分に起きたサンチェス退場の状況を呑み込めなかったという【写真:AP】
日本のDF陣は開始3分に起きたサンチェス退場の状況を呑み込めなかったという【写真:AP】

開始3分、香川のシュートをブロックしたコロンビアのC・サンチェスが一発退場

 当事者より第三者の方が状況を早く理解できるケースも少なくない。19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で、そうした事態がピッチ上で生まれていたようだ。開始3分にコロンビア代表MFが一発退場でピッチを去ったが、日本のDF陣は「アイツなんで外行ったん?」と、すぐに状況を呑み込めなかったという。フル出場したDF昌子源が、その舞台裏を明かしている。

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 開始3分、試合はいきなり大きく動いた。コロンビア守備陣の背後に抜け出したFW大迫勇也がシュートを放つも、相手GKが素早い反応で防ぐ。しかし、こぼれ球を拾ったMF香川真司が再びシュートを打ち込み、コースに入り込んだコロンビアのMFカルロス・サンチェスが右腕でブロックする形となって一発退場。このプレーで獲得したPKを香川が沈めて日本が先制した。

 この一連のシーンで、日本代表のDF陣に衝撃が走っていたという。昌子は「PKになって、俺の角度からハンドかも分からなかった」とその瞬間を振り返っている。その後、PK判定で生まれたわずかな時間を活用し、日本の守備陣は後方で確認などをしていたようだ。

「(吉田)麻也くんとかハセさん(長谷部誠)とかと話をしていたから、後ろに残っていた」という昌子。ここからピッチ上の当事者たちの、“小さな勘違い”が始まったようだ。

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